好調新種牡馬ドレフォンの真価が問われる。
2021年9月4日(土)に札幌競馬場で行われる札幌2歳S(GⅢ 芝1800m)のレース予想と展望をしていきます。
※前日段階での予想です。当日のパドック見て、予想を変更する場合もあります。Twitterで更新しています。
2021年9月4日(土)に札幌競馬場で行われる札幌2歳S(GⅢ 芝1800m)のレース予想と展望をしていきます。
※前日段階での予想です。当日のパドック見て、予想を変更する場合もあります。Twitterで更新しています。
◎ジオグリフ
○オンリーオピニオン
▲トップキャスト
△ダークエクリプス
☆リューベック
新種牡馬ドレフォン産駒はここまで38頭が出走し6頭が勝ち上がっている。芝4勝ダート2勝だが、ダートでの勝ち上がり率が高いので先々はダート戦で活躍する馬の方が多くなってきそう。そんな中でジオグリフが札幌2歳Sで産駒初の重賞勝利をかけて出走。鞍上にルメール騎手。6月の東京芝1800m新馬戦に出走している時点で期待の現れ。しかも東京芝1800m新馬戦歴代2位の1分48秒2で優勝。特筆すべきことはラスト5ハロン57.2秒で走破したこと。イメージ的にはパワー型の印象があるが、上がりもいい脚使っている。パワーのいる洋芝もこなせるはず。
本命するかどうかまで悩んだ。それだけ馬体の雰囲気が良い。まだ馬体の緩さが少しあるし、レースでも物見してるなど新馬戦勝ったもののまだまだ奥がありそう。ビッグレッドファーム生産馬は札幌2歳Sでは無視できない。柴田大知騎手も札幌2歳Sでは馬券によく絡んでくる。2年連続牝馬の大物登場なるか?
新馬戦は2着シンティレーションを寄せつけずに3馬身半の快勝。2着と3着は大差であり、2着のシンティレーションも次走で順当勝ち。この馬の強さだけが際立ったレース。道中ペースは流れたもののラスト1F13.0秒かかっているのが少し気になる。距離の問題なのか…。逃げて惨敗という可能性も十分にありそう。
新馬戦は正直平凡。ただし枠的に好位のインでレースを運べる可能性が高いので、少し抑える必要はあるか。追い出しをギリギリまで我慢して、ひょっこり差す。そんな新馬戦のような競馬ができれば面白いかもしれない。馬の力は少し見劣るが、急死したドゥラメンテ産駒ということもあり応援したい。
新馬戦は逃げたくなかっただろうが結果的に逃げざるを得ないレース展開に。4F目のタイムが13.8秒、前半5Fが63.8秒とレースの質としては低い。消耗戦になりやすい札幌2歳Sでどこまでやれるか。ディアドラの弟ということもあって洋芝は問題ないと思う。また、本来なら吉田隼人騎手騎乗で、昨年のチームソダシで連覇を目論んでいたと思うが、吉田隼人騎手の騎乗停止で横山武史騎手に変更。これも大きなマイナスではない。あっさり勝つ可能性も十二分にある馬。